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金の刻印の種類一覧:K18・750・18Kの意味と、日本・海外の刻印の読み方

金の刻印は、書き方が違っても表しているのは「金の純度」です。K18・18K・750・Au750はどれも金75%の18金で、K24・999・9999は純金を示します。これに色を表すWG・PGなどの記号、メッキや金張りを表すGP・GFなどの記号、国ごとの検定マークが組み合わさります。

公開:2026年10月5日

結論:金の刻印は「K+数字」「数字+K」「3桁の数字」で純度を表す

金の純度の刻印は、ほぼ次の3つの書き方のどれかです。 24分率のカラットで書く「K18」「18K」、1000分率で書く「750」、元素記号を添えた「Au750」です。書き方が違っても、同じ行の刻印は同じ純度を示します。

カラット金の純度よく見る刻印
24金99.9%以上K24 / 24K / 999 / 9999 / Au999
22金91.6%K22 / 22K / 916
21金87.5%21K / 875
20金83.3%K20 / 20K / 833
19金79.2%19K / 792
18金75.0%K18 / 18K / 750 / Au750
14金58.5%K14 / 14K / 585 / Au585
12金50.0%K12 / 12K / 500
10金41.7%K10 / 10K / 417 / 416
9金37.5%K9 / 9K / 375 / Au375
8金33.3%8K / 333

3桁の数字は1000分率です。たとえば585は「1000のうち585が金」という意味で、14/24(約58.3%)を少し上回る値に定められています。どの刻印も、リンク先で意味と今日の相場を確認できます。ほかの刻印は 刻印の一覧 から探せます。

18金の刻印の種類は?K18・18K・750・Au750の違い

K18・18K・750・Au750は、すべて同じ金75%の18金です。 違うのは書き方だけで、価値は変わりません。

  • K18:日本でよく使われる書き方です。Kはカラット(Karat)の頭文字です。
  • 18K:海外で多い書き方で、海外ブランドや輸入品によく見られます。
  • 750:1000分率の表記です。ヨーロッパのブランドはこの書き方が多く、カルティエなどの刻印にも使われます。
  • Au750:Auは金の元素記号で、「金が750/1000」という意味です。

これにホワイトゴールドの「WG」などの色の記号が続き、「K18WG」「18KW」「750WG」のように刻まれることもあります。刻印の読み方の全体像は K18・Pt950・SILVER 925:刻印の意味と見分け方 にまとめています。

24金(純金)の刻印の種類は?

純金は「K24」「24K」のほか、「999」(99.9%)や「9999」(99.99%、フォーナイン)のように純度を数字で示すことがあります。「純金」と漢字で刻まれた品や、インゴットの「FINE GOLD」表記も純金です。

純金はやわらかく傷や変形が起きやすいため、ジュエリーではネックレスや喜平チェーンより、記念品・小判・インゴットに多く使われます。中国の「千足金」「足金」も純度の高い金を示す表記です(国別の刻印 を参照)。

WG・PG・YGは何の刻印?

WG・PG・YGなどは金の「色」を表す記号で、純度ではありません。 純度はK18や750の部分で読みます。

記号意味刻印の例
YGイエローゴールドK18YG
WG / WホワイトゴールドK18WG / K14WG / 18KW / 14KW
PGピンクゴールドK18PG
RGレッドゴールド・ローズゴールドK18RG

色は金と混ぜる金属(銀・銅・パラジウムなど)の配合で決まります。同じK18なら、色が違っても金の量は同じ75%です。

金メッキ・金張りの刻印の種類は?

次の記号が付いた品は、中身が金ではありません。 表面だけに金の層があるため、地金としての買取価格はほとんど付きません。

刻印意味中身
GP / K18GP金メッキ(Gold Plated)真鍮・銅・銀など
HGE / K18HGE厚めの電気メッキ(Heavy Gold Electroplate)真鍮・銅など
GF / 1/20 14K GF / K18GF金張り(Gold Filled)。「1/20」は重さの20分の1が金の層という意味真鍮など
RGP金張り(Rolled Gold Plate)。GFより金の層が薄いもの真鍮など
VERMEILヴェルメイユ。銀の上に金メッキをしたもの銀

紛らわしいKP: 「14KP」「18KP」「24KP」のKPは、米国の「カラット・プラム(Karat Plumb)」の略で、本来は表示どおりの純度の金であることを示す表記です。メッキの意味ではありませんが、国内ではメッキの略と説明されることもあるため、KPの品は分析で確かめてから判断してください。

日本の金の刻印:K表記と造幣局の品位証明

日本のジュエリーは「K18」「K24」のように、Kを数字の前に付ける書き方が一般的です。プラチナは「Pt900」「Pt850」、銀は「SV925」と書くのが日本の習慣です。

このほかに、造幣局の品位証明(ホールマーク)が打たれた品があります。造幣局が貴金属製品の純度を検査し、合格した品に日の丸のマークと純度の数字を刻印するもので、検査を受けるかどうかは任意です。そのため、品位証明がない品も多く、ないことが偽物の証拠にはなりません。

海外の金の刻印の種類は?国別の読み方

純度の書き方(18K・750など)は世界でほぼ共通です。 国によって、作り手や検定所を示す刻印が加わります。

国18金の主な表記純度以外の刻印
イタリア750星マーク+登録番号+県の略号(作り手の識別)
イギリス750作り手のマーク+検定所のマーク(年号の文字は任意)
フランス75018金に鷲の頭のマーク
アメリカ18K / 14K純度表記と一緒にメーカーの商標
中国G18K / Au750足金・千足金などの純度の呼び名
インド18K750BISのロゴ+6桁のHUIDコード

イタリアの金の刻印

イタリア製の金製品には、純度の「750」と一緒に、作り手を識別する刻印が打たれます。星のマーク、登録番号、県の略号の組み合わせで、たとえば「AR」はアレッツォ、「VI」はヴィチェンツァを示します。金細工の産地として知られる県の略号が多く見られます。

イギリスの金の刻印(ホールマーク)

イギリスでは、一定の重さを超える金製品は公的な検定所の検査を受け、ホールマークを打たれます。ホールマークは、作り手のマーク(スポンサーズマーク)、純度(750など)、検定所のマークの組み合わせです。検定所のマークは、ロンドンが豹の頭、バーミンガムが錨、シェフィールドがバラ、エディンバラが城です。製造年を示す文字(デートレター)は、1999年から任意になりました。

フランスの金の刻印

フランスでは、18金(750)の製品に鷲の頭のマークが打たれます。アンティークのフランス製ジュエリーでよく見られる刻印で、とても小さいためルーペで確認します。

アメリカの金の刻印

アメリカには公的な検定制度がなく、「14K」「18K」などの純度表記はメーカーが打ちます。その代わり、法律で純度表記にはメーカーの商標を一緒に刻むことが求められています。米国製は14Kと10Kが多く、K18が中心の日本とは傾向が違います。

中国の金の刻印

中国では、純度の高い金を「足金」(990/1000以上)、「千足金」(999/1000以上)と呼ぶ規格が使われてきました。「万足金」などの呼び名は宣伝用の表現で、規格上の等級ではないとされます。18金は「G18K」「Au750」、プラチナは「足铂」「Pt950」と刻まれることが多いです。規格は改定されることがあるため、細かな基準は買取店の分析で確かめてください。

インドの金の刻印

インドでは、BIS(インド規格局)のホールマークが使われます。BISのロゴ、「22K916」のような純度、製品ごとに付く6桁の英数字のHUIDコードの組み合わせです。インドの金製品は22金(916)が多いのが特徴です。

指輪の刻印の意味一覧:素材以外の刻印

指輪の内側には、素材の刻印のほかにも次のような刻印が入ることがあります。

刻印の例意味
0.25 / D0.25 / 0.3ctダイヤモンドの重さ(カラット)
R0.50 / S0.40 などダイヤ以外の宝石の重さ(記号は店やメーカーにより異なる)
12 / 52 などサイズ(日本の号、またはヨーロッパのサイズ)
ロゴ・記号ブランドやメーカーのマーク
日付・名前名入れの刻印(結婚指輪など)

宝石の重さの刻印の読み方は ダイヤの刻印の意味 で詳しく解説しています。

刻印がない・読めないときは?

刻印がないことは偽物の証拠にはなりません。古い品や手作りの品、サイズ直しで刻印が削れた指輪には刻印がないことがあります。逆に、刻印は打つだけなら誰でもできるため、純度の刻印があっても中身が違う品もあります。

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刻印が分かったら買取価格を計算する

純度が分かれば、地金としての価値は「重さ×純度×その日の金価格」で計算できます。重さを0.1g単位で量り、 買取価格の計算ツール に刻印と重さを入れると、今日の相場で目安が出ます。純度ごとの1gあたりの相場は 金買取相場(純度×重量別) で毎日更新しています。

ご注意: 本記事は一般的な情報です。刻印の規則は国や時代によって異なり、改定されることもあります。刻印だけで純度や真贋は断定できないため、正確な評価は買取店や鑑別機関の分析で確かめてください。

よくある質問

K18と18Kの違いは何ですか?

純度に違いはなく、どちらも金75%の18金です。数字の前にKを付けるK18は日本でよく使われる書き方で、後ろに付ける18Kは海外で多い書き方です。750やAu750も同じ純度を1000分率で表したものです。

金の刻印「750」は何金ですか?

750は1000分率で金が750/1000=75%含まれることを示し、K18(18金)と同じ純度です。同じように585はK14、417(または416)はK10、375はK9、916はK22にあたります。

海外の金の刻印は日本と違いますか?

純度の表し方(18Kや750など)は世界でほぼ共通ですが、国によって追加の刻印が加わります。イタリアは星マークと登録番号と県の略号、イギリスは検定所のマーク、フランスは18金に鷲の頭のマーク、インドはBISのロゴと6桁のHUIDコード、中国は「足金」「千足金」などの表記が使われます。

金の刻印があれば本物ですか?

刻印だけでは断定できません。刻印は打つだけなら誰でもでき、純度刻印の入った偽物もあります。磁石・重さ(比重)で確かめるか、買取店の試金石や蛍光X線分析で確認するのが確実です。

14KPや18KPはメッキですか?

KPは米国の「カラット・プラム」という表記で、本来は表示どおりの純度の金であることを示し、メッキの意味ではありません。ただし国内ではメッキの略と説明されることもあって紛らわしいため、分析で確かめてから判断してください。

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