プラチナの見分け方:刻印・重さ・色でシルバーやホワイトゴールドと見分ける
プラチナかどうかは、まず刻印を見るのが最短です。Pt950・Pt900・Pt850・PM・PLAT といった刻印があれば、それがプラチナの純度を示します。刻印がない、読めないときは、重さ(プラチナは非常に重い)と色・変色の有無で裏づけ、迷ったら買取店の蛍光X線分析で確定させます。
公開:2026年10月5日
結論:プラチナは刻印→重さ→色の順で見分ける
刻印が読めれば、ほぼ答えが出ます。 刻印がなければ重さで当たりをつけ、色と変色で裏づけます。磁石は、プラチナ・ホワイトゴールド・シルバーのどれも基本的に反応しないため、プラチナを見分ける手段にはなりません。
| 確認すること | プラチナ | ホワイトゴールド | シルバー |
|---|---|---|---|
| 刻印 | Pt950・Pt900・Pt850・PM・PLAT | K18WG・K14WG・750など | SV925・925・STERLING |
| 比重の目安 | 約19〜21 | 約14〜16(K18WG) | 約10.4(925) |
| 色 | 灰色がかった白 | 明るい白(ロジウムメッキ) | 明るい白 |
| 経年変化 | 変色しない | メッキが剥げて黄色っぽくなる | 黒ずむ |
| 磁石 | 基本的に反応しない | 反応しない | 反応しない |
プラチナの刻印にはどんな種類がある?
指輪なら内側、ネックレスなら留め具やプレートに刻印があります。数字は1000分率の純度で、Pt900ならプラチナ90%です。日本のジュエリーでは指輪にPt900とPt950、チェーンにPt850が多く使われます。
| 刻印 | プラチナの純度 | よく見る品物 |
|---|---|---|
| Pt1000 / Pt999 | 99.9%以上(純プラチナ) | インゴット、一部のリング |
| Pt950 / 950PT | 95.0% | 婚約指輪・結婚指輪 |
| Pt900 / 900PT | 90.0% | 国内の指輪・ペンダントの定番 |
| Pt850 | 85.0% | 喜平などのチェーン |
| PM | 純度の数字が併記されないことがある | 昔の国内製品 |
| PLAT / PLATINUM | 海外表記(純度は併記の数字で確認) | 海外製品 |
| Pt900/K18 など | プラチナと金のコンビ | 2色使いの指輪・チェーン |
コンビ品は、プラチナ部分と金部分それぞれの相場で評価されます。刻印の読み方の全体像は K18・Pt950・SILVER 925:刻印の意味と見分け方 にまとめています。
重さと比重でプラチナを見分けるには?
プラチナはジュエリーに使われる金属の中で特に重く、純プラチナの比重は21.45です。ジュエリー用の合金は配合によって変わりますが、おおむね19〜21の範囲に入ります。同じ大きさのシルバー(比重約10.4)と比べると2倍近く、K18ホワイトゴールド(約14〜16)と比べてもはっきり重く感じます。
数字で確かめる場合は、0.1g単位の秤と水で比重を出せます。空気中の重さを、水に沈めたときに増えた重さ(押しのけた水の量)で割った値が比重です。手順の詳細は 金かどうか調べる方法 の比重の項目と同じです。石付きの品や中が空洞のチェーンは、比重が正しく出ないので注意してください。
色と変色でプラチナを見分けるには?
- プラチナは灰色がかった白。 ロジウムメッキをかけたホワイトゴールドやシルバーより、わずかに暗く落ち着いた白です。
- プラチナは変色しない。 長く使って細かい傷が付くと、つやが落ちてマットな質感になりますが、色そのものは変わりません。
- 黒ずみはシルバーのサイン。 シルバーは空気中の硫黄分と反応して黒ずみます。プラチナに黒ずみは出ません。
- 縁が黄色っぽいならホワイトゴールドのサイン。 ホワイトゴールドは表面のロジウムメッキが摩耗すると、下の淡い黄色の地色が見えてきます。
プラチナは磁石で見分けられる?
プラチナは基本的に磁石につきません。ただし、ホワイトゴールドもシルバーも同じく磁石につかないため、磁石ではプラチナかどうかを判別できません。
- 本体が磁石に強く引き寄せられる品は、鉄やニッケルの地金にメッキした品と考えられます。
- コバルトを混ぜたPt950など一部のプラチナ合金は、強いネオジム磁石にわずかに反応することがあります。わずかな反応だけで偽物と決めつけないでください。
- 留め具のバネは鋼鉄製のことが多く、そこだけ反応するのは正常です。
プラチナとホワイトゴールドの見分け方
刻印がPt900・Pt950ならプラチナ、K18WG・K14WG・750ならホワイトゴールドです。刻印が読めない場合は、重さと摩耗した部分の色で見分けます。
- 同じデザイン・同じサイズなら、プラチナの方が重く感じます。
- 裏側や角など擦れやすい部分が淡い黄色なら、ホワイトゴールドのメッキが剥げています。
- ホワイトゴールドは金の相場、プラチナはプラチナの相場で評価されるため、売る前にどちらかを確定させることが大切です。
プラチナとシルバーの見分け方
シルバーの刻印は SV925・925・STERLING・SV1000 などです。刻印がない場合でも、重さ(プラチナはシルバーの2倍近い)と黒ずみの有無でほぼ見分けられます。シルバーは銀の相場で評価され、プラチナよりグラムあたりの価値が大きく下がるため、混同しないよう注意が必要です。
刻印なしのプラチナはどう判断する?
刻印がないことは、プラチナでない証拠にはなりません。古い品、海外製、サイズ直しで内側を削った指輪には刻印がないことがあります。
- 重さで当たりをつける(見た目よりずっと重いか)。
- 色と変色を見る(灰色がかった白で、黒ずみや黄ばみがないか)。
- 最終確認は買取店の蛍光X線分析。品物を傷つけずに数分で純度が分かり、判定自体は無料の店がほとんどです。
プラチナと確認できたら、重さと純度から 今日のプラチナ買取相場 で目安の金額を計算できます。プラチナと金のどちらが良いか、という比較は プラチナと金のジュエリーの違い にまとめています。写真から刻印と素材をまとめて確認したいときは ブラウザで無料鑑定 が使えます(3回まで無料、インストール不要)。
よくある質問
刻印がないプラチナは本物ではない?
刻印がなくても偽物とは限りません。古い品、海外製、サイズ直しで刻印が削れた指輪には刻印がないことがあります。重さ(比重)で目安をつけ、最終的には買取店の蛍光X線分析で純度を確認します。
プラチナは磁石につく?
プラチナは基本的に磁石につきません。ただしコバルトを混ぜたPt950など一部の合金は、強い磁石にわずかに反応することがあります。ホワイトゴールドやシルバーも磁石につかないため、磁石だけではプラチナと区別できません。
プラチナとホワイトゴールドの見分け方は?
まず刻印を見ます。Pt900・Pt950ならプラチナ、K18WG・K14WGならホワイトゴールドです。刻印がなければ重さで比べ、同じ大きさならプラチナの方がはっきり重く感じます。ホワイトゴールドは表面のロジウムメッキが剥げると黄色っぽい地色が出ます。
プラチナとシルバーの見分け方は?
刻印(Pt900などかSV925・925・STERLINGか)を見るのが確実です。重さはプラチナがシルバーの2倍近くあり、手に持つと違いが分かります。シルバーは時間がたつと黒ずみますが、プラチナは変色しません。
PMという刻印はプラチナ?
PMは昔の国内製品に見られるプラチナの表記です。純度の数字が併記されていない場合は、買取店で純度を確認してから相場を計算します。
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